先輩メッセージ

当講座に入局を決めた理由を教えてください。

近年、高齢者や有病者数の増加に伴い、歯科治療時のショック等の全身管理は不可欠となってきています。今後、歯科治療を行っていく上で、急性症状に対して自己完結のできる技能の取得を志す中で、当講座では、2年目以降に麻酔科及び救急部での研修があり、全身管理を学ぶことができると考えました。また、当講座の症例として、口唇口蓋裂や悪性腫瘍、顎関節症の外科的矯正治療等、数多くの疾患に触れることも魅力に感じ、当講座への入局を志望しました。

どんな時に、どんな事にやりがいを感じますか？

病棟に入院する患者様は、基本的に入院から退院、退院後の外来での継続的な治療において診察させていただける中で、術前後の変化や術後の経過といった、特定の疾患の一連の治療経過を主治医という患者様に最も近い立場で診れることにやりがいを感じます。また特に顎変形症の外科的矯正治療の術後の患者様に多いですが、手術を受けてよかったと感じていただけた時に、喜びを感じることをできます。

入局を検討されている方へ

当講座は、少数精鋭で症例数も少なくはないので、日々の診療に追われて忙しいと感じることは多々あります。しかし、症例数が多い分、数多くの疾患を診ることができ、今後の歯科医師人生において重要な経験となると思います。また、他科からのコンサルテーションにより歯科疾患の域を超えて、多種多様な疾患を持つ有病者を診れるため、今後一般歯科の道に進もうとを考えている方にとっても良い経験になるのではないかと思います。

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